気になるがんセンター看護師の収入について
がんセンターで働く看護師の収入はどのくらいなのか気になります。専門性が高くて高度な医療を行っているところなので、高いイメージがありますがその点はどうなのでしょう。がんセンターには、公立病院と独立行政法人、そして地方独立行政法人の3つがあります。公立病院のがんセンターだと新卒で年収が約366万円(4年課程卒)、独立行政法人では年収が約368万円から413万円、地方独立行政法人では年収が約376万円でした。これらの金額には、手当が含まれていませんので、実際はもう少し高くなるのではと考えられます。がんセンターでは年に1度、昇給があります。ですから年数が長くなればなるほど着実に給料は上がります。中途採用で入った場合、0からになるのかと思われがちですが、看護師としての経験年数を加算してくれるところがほとんどです。そのため、中途採用でも看護師経験が長い人であれば、それに応じて高くなります。では、がんセンターの看護師は一般の病院の看護師よりもたくさん収入があるのかというと、一般の病院とがんセンターの看護師の月給はほぼ同じで、月約27万円でした。ただし、ボーナスががんセンターは約4.1カ月支給されています。ボーナス支給額は病院によって大きく差が出ます。がんセンターのように4カ月も支給するところはあまりなく、だいたい3カ月くらいです。中には2カ月分だとか、ボーナスがないという病院もあります。がんセンターはボーナスがしっかり支給される分、年収が一般の病院よりもやや高めとなっているようです。