看護師の仕事自体、やりがいを感じやすいと言われていますが、がんセンターで働く看護師はその中でも特にやりがいを感じると言われています。実際にやりがいを感じる場面とはどんな場面なのでしょう。1つ目は最先端の医療で患者を救っていると感じられることです。がんセンターでは最先端の医療で高レベルな治療を行っています。がん治療に携わり、そしてその患者が元気になって退院していった時は看護師としてやりがいを感じられます。2つ目は緩和ケアを行えることです。緩和ケア病棟がある病院は増えつつあるのですが、まだ十分とは言えません。しかし、がんセンターでは緩和ケアも専門に行っており、ターミナル期に起きる苦痛な症状を緩和させたり、患者やその家族の気持ちに寄り添い、良い人生の最期を迎えるためのケアができれば、看護師として大きなやりがいを感じることでしょう。緩和ケアは看護師の精神的な負担も大きいのですが、その分やりがいを感じることができます。そして3つ目は看護師として自分がスキルアップやキャリアアップができたなと感じた時にやりがいを実感します。がん看護はとても幅広く、また奥深いものです。そのため常に学ぶ必要があります。がんセンターでは、スキルアップやキャリアアップのための教育制度が整っており、学ぶことをサポートしてくれます。がんセンターで働くことで、自然にスキルアップができるのです。スキルアップすれば自分が成長しているのだと心から感じられ、またそれを患者に活かすことができればやりがいを感じることができます。